忘れっぽいけど、絶対忘れない【HSP】わたしの記憶の仕組み
わたしはどうも、ものごとを忘れやすいです。目移りがしやすい、というのも当てはまります。でも、その一方で、忘れたいことを逆に忘れられなかったりもします。
日ごろからある、わたしの記憶のイメージをご紹介したいと思います。
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この記事で言いたいこと
- 気づく量が多すぎて全部覚えていられない
- 忘れているんじゃなく、思い出せないだけ
- 心にダメージを負ったものはいつまでも覚えている
あたまに風船を浮かべている
ちょっと、おかしな人?と思わないでください(笑)実際に頭に風船を浮かべているわけではありません。これは、わたしの記憶のイメージです。
普段から、一つのことをやっていても、目移りがしやすくて、頭の中に抱える情報量が多くなってしまうんですね。今も、転職関連のブログを読んでいたのに、ふと思い出して、急にこの記事を書いています。
自分が思ったことや感じたこと、「これについて調べたいな」と思ったことを、全部頭の中に入れておこうと思うと、追いつかないんですね。多すぎて。
そんなときのわたしの記憶イメージが、「頭に風船を浮かべている」です。
思い出すときに風船をたぐりよせる
どういうことかというと、自分の頭のこの大きさでは、収まりきらない!というイメージなんです。頭って、両手で覆えるくらいの大きさしかないですよね?これじゃ足りないんです。
だから、全部をこの頭で覚えておくのではなく、頭からちょっと離したところに、ふわふわと風船のように浮かべておくんです。ぼんやり考えている、という言い方がいいかもしれません。
そうしておいて、「今これについて考えたい!」というときに、風船の紐をたぐりよせて、頭の中にその記憶や考えを呼び戻すんです。これが、わたしの記憶のイメージです。
「一度あったことは忘れないものさ。思い出せないだけで」
ジブリ映画「千と千尋の神隠し」の中で、こんなセリフがあります。
「一度あったことは忘れないものさ。思い出せないだけで」
これは、ユバーバの双子であるゼニーバが、千尋に言ったセリフです。映画後半に出てくる、とても穏やかな話し方をする方の魔女ですね。
このセリフが、わたしの記憶イメージととても近いな、と思います。もっと具体的に言うと、ヒントをもらえれば思い出すんです。
たとえば、「前にあそこでご飯食べたよね~」といわれても、思い出せないことがあります。でも、「ほら、あなたはコレを食べて、わたしはコレを食べて・・・その日は〇〇に行った帰りに立ち寄ったんだよ~」といわれれば、思い出すことができます。
話の中に出てくる情報の紐がヒントになって、風船をたぐりよせることができます。
心のダメージはいつまでも消えない
これだけ普段の出来事を忘れるわたしですが、反対に鮮明に覚えている記憶もあります。それは、心に深くダメージを負った記憶です。
正確には、「楽しさが高レベル」な記憶も覚えているんですが、HSPに限らず、人はプラス感情よりもマイナス感情に反応する生き物なので、どうしても、傷ついた記憶の方が残りやすいです。
誰がどうみても傷ついた体験の場合もあれば、人から見たら、大したことじゃないけど、わたしにとっては深く傷ついた記憶もあります。
わたしがひどい言葉を言われた場合だけでなく、「あの時のことばは良くなかったな…」と、自分が発した言葉についても、記憶が離れないときがあります。
これらの記憶は、風船のように浮かんでいなくて、頭の中に直接保存されているイメージです。
人を傷つけることばは覚悟を持って言う
だから、人にひどい言葉をいうときは、覚悟をもって言ってもらいたいんです。言い放った後で「失言撤回」は、基本的にできません。
まとめ
以上、わたしの記憶のイメージでした。HSPと忘れっぽさについていろいろな人のブログを見てみると、「ものすごく忘れる」という人と、「絶対に忘れられない」という人が出てきます。
その違いは、わたしのように、思い出の種類によって違うものなのかもしれません。
一つおすすめなのは、「どうしても忘れちゃうんだよね~」ということを、常日頃言っておくことです。特に、恋人同士の場合は、「二人の大切な思い出なのに!」と相手がイライラしてしまうかもしれません。
そんなときは、すかさずゼニーバのセリフを活用しましょう。「忘れたわけじゃないさ。思い出せないだけだよ。」
・・・余計に怒られそうですね(笑)
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