休むのは良いことだ。選んだのは自分だという覚悟があれば。
暇つぶしによくYouTubeを見ます。最近はよゐこのマイクラが面白すぎて、今か今かと待ちわびています(笑)
さて、いつも通りポチっとYouTubeのアイコンを押すと、人気急上昇中の画面に出て来たのがこれ。↓
「ぼくたち、休みます。」
実際の動画は見ていなくても、名前くらいはわかるユーチューバーたちの動画でした。
事の始まりは、少し前に放送されたホンマでっかTV。これに登場したのが、人気ユーチューバーのヒカキンさん。
ヒカキンさん曰く、基本的に毎日動画を配信しているので、休む暇がないんだそうです。
単に動画を取るだけではなく、それを編集する作業やアップする作業をすべて自分でやる。しかも、毎日数本の動画をあげるので、その作業量は半端ない。
加藤アナ「その生活を?」
ヒカキン「6年くらい続けています」
マツコ「…幸せ?」
とマツコさんが心配するほどの事態(笑)
以前少し触れた、ユーチューバーのバイリンガールさん。
彼女も1か月ほどYouTubeをお休みしていたんですが、そのときのコメント欄は、ずいぶん白熱していましたね。
後日、復帰したチカさんもそのコメントについて動画にしていたんですが、やはりどうしても日本人の感覚は
「休みを取る」のは、いけないことだ
という感覚に偏りがちなんですよね。とくにこの時のチカさんは、1か月の長期休暇。
一般的な日本の社会人からしたら、学生時代にしか味わえないこの上ない贅沢です。
「いいよな、ユーチューバーとかいう職業は」とか言う人がやっぱり出てくる。
今の日本では、社会人が自由に1か月の休暇を取ることは、そうそうできません。1か月どころか、月8日の完全週休二日制すら取れない仕事はたくさんあります。
「ちゃんとプライベートも充実してほしいから、残業もしないようにみんなで協力しているんだよ。」
「子供の行事とかあったら、そっちを優先して、全然休んでね。」
「わたしも子供の行事に出られなくて、子供にすっごく悲しい思いをさせちゃったから、子供の行事とかはむしろどんどん出てほしいの」
と理想を並べながら、週1休みの会社なんて普通にあります。
まぁ、ママさんたちは比較的自由に休みをとって帳尻があっていたんですが、そうでない当時のわたしには休む理由がない。1週間でこの会社を辞めました。(笑)
プライベートを重視して職を選ぶのは、悪いことではないと思います。この会社は無理だな、と思ったらそうそうに見切りをつけるのも、良いと思うんです。
ただし、その選択をしたのはあくまでも自分であることを忘れるべからず。
責任は、選んだ自分にある。そういう覚悟さえあれば、長い人生の中で「休む」という選択肢をとることは、次のステージによじ登るための、充電期間になりうるでしょう。
日本社会で生きていくためには、休むためにも覚悟がいる。人と違う行動をするには、覚悟がいる。精神的に疲れてしまう人が多いのは、こういうところにあるのかな。
なんて一人思うぴょん吉でした。あぁ、疲れちゃったな。