HSPあるある?言葉と本音が一致していない人への対処法
実際に発していることばと、その人が本当に思っている本音が違うことって、いくらでもありますよね。嘘も方便というし、それがすべて悪いことだとは思いません。
ただ、わたしがちょっと辛いな、と思うのは、ことばと本音が一致していない「励まし方」です。相手は無意識でしょうが、ことばの裏に本音が見えてしまうと、とてもつらくなります。
そんなときのわたしなりの対処法をご紹介します。
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この記事でいいたいこと
- 裏の本音はそのまま放っておく
- 相手のバックボーンを思い出す
ことばと本音が一致していない、とは?
たとえば、転職をしようとしているが、なかなか次が決まらない…とあなたが悩んでいるとします。それを友人に相談しました。
「大丈夫だよ!あなたならきっといいところが見つかるよ!」
ことばだけみると、あなたのことを信じて、励ましているようにも聞こえます。もちろんそういう場合もあります。でも、これに違和感を感じる場合もあるんですよね。
具体的には、こんな感じです。
「大丈夫だよ!あなたならきっといいところが見つかるよ!」
(まぁ、わたしだったら転職とかしないけどね)
相手が、そもそも転職にたいしていいイメージを持っていないと、心の中では、本当はこんな風に思っていることもあります。それが、声質に出てくるんですね。
自分が凹んでいるときには特に辛い
あなた自身が、自分の軸をしっかり持っていて、たとえ人と違ってもそれがわたし!という考えを貫き通せれば、この違和感のある声質に左右されません。
ですが、普段そう思えているあなたでも、ときには心が落ち込んで、本当にどうしようもなく沈んでしまうこともあります。
そんなときに、違和感のある声質で、ことばだけの励ましをされると、とても辛いです。「あぁ、口ではそういってるけど、本当は良く思っていないんだな。やっぱりわたしの選択肢は間違っているのかな。」と感じ取って、悪い方向にどんどん流されてしまうからです。
わたしなりの対処法
考えず、感じたところでとめる
わたしも実際にこういうことが多々あります。とはいえ、「あぁ、本当はそう思っていないなこれは・・・」と感じることを止めることはできません。反射的に感じ取ってしまうものですからね。
だから、わたしは、感じるものはそのままにして、その先を考えるのをやめます。
「あぁ、本当はそう思っていないんだなぁ~」
はい、ここで終わりです。語尾に(笑)を入れられると、より気持ちはラクになります。でも、辛い時には、それもムリにしなくて大丈夫です。
感情に敏感なHSPとはいえ、相手が「どんな理由でその感情を抱えているか」というところの原因まではわかりません。だから、考えるだけ時間のむだなんです。
一回ネガティブな方向に考え出すと、ゴロゴロ音をたててネガティブの塊を膨らませてしまうことがあるのは、あなたも経験したことがあるはずです。
どうしても確かめたいのであれば、「ねぇ、本当はそう思ってないでしょ(笑)」という軽いノリで、相手につっこみを入れてみます。こうして確かめる以外には、むだに相手の考えの原因まで探らなくてもいいと思っています。
相手のバックボーンを思い出す
相手の感情を読み取って、「やっぱりわたしは悪いんだ、間違っているんだ…」と考えてしまうよりも、どうしてこの人は転職を良く思っていないんだろう、ということを考えた方がいいかもしれません。
わたしもよくやりますが、その人の今までの経験や性格を思い出してみます。すると、今までの発言から、その人の価値観がある程度見えてきます。
経験や価値観がなんとなく分かっていれば、「まぁ、こういう考えで、こんな経験をしてきているから、イヤなんだろうな(仮)」という仮説を作ることができます。
仮説をつくるというのは、「わたしとあなたは違う人間だね」ということの再確認です。
違う人間だから、あなたはその考えでいいし、わたしはこの考えでいく!と、割り切ることができると、だだもれている「声質の違和感」にも、左右されにくくなります。
HSPはまず自分で自覚することが大切!といわれるのは、このためではないかと思います。
まとめ
「わたしはこう頑張ってきたんだから、あなたもそうするべき!」という考えを持った人から、声質の違和感を感じやすいような気がします。こちらがちょっと違う行動や感じ方をするのが、理解できないのかもしれません。
でも、本人はその声質にこちらが違和感を感じていることも、そもそもわかっていません。真正面から戦うと、余計なエネルギーを使います。うまくかわしたり、利用したりして、最小限の力であなたの敏感力を生かす方法を見つけてみてくださいね。
わたしもいろいろ実験してみます(笑)
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