ブームに乗るな!乾燥肌が純石鹸を使った体験談と改善方法
「肌断食」が流行ってから、純石鹸を使って洗顔をするのがいい!という考えが広まりましたね。わたしも、実際に試してみたうちの一人です。
ですが、初めに言います。乾燥肌は純石鹸で洗顔しないでください!
今回は、わたし(元乾燥肌)が純石鹸を使って感じたことと、その後純石鹸を使っても乾燥しなくなった方法についてまとめます。
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この記事で言いたいこと
- 乾燥肌と純石鹸は相性が悪い
- クレンジングも乾燥肌にはよくない
- 保湿化粧品に頼らず、本来の肌バリアを取り戻すべし
乾燥肌が純石鹸を使うと、超乾燥する
わたしはもともと、超が付く乾燥肌でした。乾燥のせいでニキビがひどく、ニキビをどうにかしたいと、病院やエステ、化粧品などにも、結構なお金をかけてきました(^^;)
そんな超乾燥肌のわたしが、純石鹸を使ったら、どうなったと思いますか?
ヤバイ!乾燥がまじでヤバイ!
という状態になったんです。
洗顔後は顔全体がつっぱるし、口周りに粉を拭いたり、鼻の皮膚がむけているような状態が普通に起こりました。当然、乾燥が原因でできているニキビも治るはずがありません。
乾燥肌と純石鹸の相性が悪い理由
乾燥肌と純石鹸の相性が悪いのは、2つの理由があります。
- 純石鹸には保湿成分があまり入っていない
- そもそも肌がボロボロな状態なので、純石鹸でも洗浄力が強すぎる
わたしがとった行動
このときのわたしは、そこまでお肌の仕組みの根本的なところがわかってはいませんでしたが、この選択をした当時のわたしには、「偉い!」と言ってあげたいです。
わたしが純石鹸で超乾燥肌になった後にしたことはこちらです。
現在では、この方法にさらにこれを加えています。
- メイクは落とさず、浮かせるだけにする
石鹸の保湿成分に頼る前に、自分の肌を整える
このときのわたしは、もはや化粧品を信用していませんでした。こんなにお金をつかってきたのに、何で治らないの!という状態だったからです。
※わたしの認識がそもそも間違っていたのですが、化粧品は「健康的なお肌を保護してキープすること」が目的です。
だから、「保湿成分がたくさんはいった高い石鹸」を買うことよりも、「自分の肌を育てる=肌断食」という方法を選びました。
結果、純石鹸での洗顔は乾燥肌が進みましたが、それ以外の「肌断食」の考え方は、正しかったなと思います。つまり、化粧水や乳液など、❝肌に浸透する❞化粧品を使わないようにするということですね。
これらを継続していくことで、今では純石鹸で洗顔しても粉を拭くこともなく、自分の油分と水分でお肌のうるおいを調節できるようになりました。
毛穴の開きは、クレンジングの見直しが効いた
わたしが一番悩んでいたのは、乾燥とニキビだったんですが、メイク落としを見直したことで、もう一ついい効果が出てきました。それが、毛穴の開きです。
肌の乾燥自体は、洗顔方法を見直しただけでも、かなり改善されたんですが、毛穴の開きについては、クレンジングを見直してからの方が驚くくらい改善されました。
とくに、化粧水や美容液を使っていないのに、です。
まとめ
肌荒れで悩んでいると、何か今までと違った方法に飛びつきたくなる気持ちは、痛いほどわかります。でも、一番大切なのは、そもそものお肌の仕組みを知ることです。
たとえば、
お肌は栄養を吸収するものではありません。お肌の表面はすでに死んだ細胞です。ターンオーバーがちゃんと働いていれば、古い角質がお肌に溜まる、ということは基本ありません。
いい化粧品を探す前に、お肌の仕組みを知っていた方が、トラブルを避けるのに役立つと思います。
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