わかりあえなくていい!と思っていると、人間関係が楽になる
自分以外の誰かと一緒にいると、「分かり合えない」ということがたくさん出てきますよね。特に、一番わかってもらいたい人と一緒にいると、これが辛かったりします。
家族とか恋人ですね。
でも、そもそも人はわかりあえないところがあるのが普通です。全部をわかってもらうのは無理だし、あなたも、相手の全部をわかっているのかというと・・・難しいですよね?
それを知っているだけでも、ちょっと人間関係が楽になりますよ、というお話をします。
スポンサーリンク
この記事でいいたいこと
- 分かり合えないことがあって当たり前
- 初めから分からないと思っていると楽
- 分かってくれた時が貴重になる
分かり合えないのは、当たり前
恋人同士で「どうしてわかってくれないの!?」なんてセリフを言いながら、喧嘩をしてしまうパターンは珍しくないですよね。
でも、これはとっても不思議な喧嘩です。そもそも、分かり合えないことがあるなんて、当たり前のことです。
あなたはあなたでしかないので、他人のことはわかりません。
同じ経験をしていたり、同じ価値観を持っていると、一部を分かり合えたり、近いところまでわかってくれることはあります。
でも、基本的には分かり合えないことがあって当たり前です。
同じものでも見る視線が違う
たとえば、目の前にリンゴがあるとします。
このリンゴを見たときに、あなたは「おいしそうだな」と思ったとします。でも、嫌いな人は「まずそうだな」と思います。
さらに別の人は、「どこ産のりんごかな?」と思うし、「リンゴってなんで赤いんだろう」と考える人もいれば、「リンゴかわいい」と思う人もいます。
同じものを見ていても、全く同じやじるしで見ている人って、実はレアだったりします。
分かり合えないのが普通と思うと楽
わたしは、HSPタイプのせいもあったのかもしれませんが、なんだか人にわかってもらえないなぁ、ということが多めな人でした。
それでイジメに合うとか、ハブられるとかそういうことは全くなかったので、不便にかんじていたわけではないですが、ある意味「分かってもらえないのが当たり前」という感覚を持つようになりました。
なんか寂しく聞こえるかもしれませんが、ちゃんと友達もたくさんいますよ(笑)
でもそのおかげか、相手と話が分かり合えなくても、あまり思い詰めることがなくなりました。
「あぁ、この人とは分かり合えないんだなぁ。わたしもわからないから、相手にもわかってもらわなくって、いっか。」
という感じですね。・・・やっぱりちょっと寂しい人に聞こえますか?(笑)
分かってくれた!が倍嬉しい
わたしの場合は、昔から分かり合えないという経験がちょっと多かったので、その分「わかってくれる!分かり合える!」という人に会うと、それはそれは嬉しいです。
「分かり合えない」ということが基準なので、もう「分かり合える」なんて奇跡に近いくらいの嬉しさなんですね。
この奇跡が多い人と一緒にいると、自分の居場所があるんだなぁと思うことができます。
分かり合えるところを分かり合えばイイ
分かり合えるところが多い人と一緒にいれば、心も楽になります。反対に、分かり合えない人、分かり合えない部分を、むりやり分かろうとしなくてもいいんです。
「この部分は分かり合えないなぁ」ということ以外に、プラスもマイナスもありません。それは、あなたとのやじるしの向きが違っただけで、どっちが悪いとか良いとかの話ではないからです。
分かり合えないものも、当然にあるんだな、という気持ちでいると、人間関係もちょっと楽になったりしますよ。
スポンサーリンク