音声メルマガで損をする?HSPが感じたイヤな音声メルマガ3パターン
この人面白いな、と思った人がメルマガを配信していたら、試しに登録してみます。メルマガを配信している方の中には、ご自身でしゃべられた音声をデータにして送られている方もいますよね。
ところが、文章では面白かったのに、音声になると「なんか違う・・・」と感じる方が少なくないんですね。はっきり言ってしまうと、もうこの人の声は聞きたくないな、というレベルで違和感を覚えます。
今回は、HSPのわたしが感じている、文章だと面白いのに、音声だと違和感を感じる3パターンをご紹介します。
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この記事でいいたいこと
- 音声から拾われる情報量は多い
- せっかくの読者が離れる危険性も
- 少数派の意見も聞いてもらえたら…
音声に違和感を感じる人の特徴
しゃべり方が一本調子
声に抑揚がないというか、同じ音がボソボソボソと続いているようなしゃべり方は、聞いていて違和感を感じます。録音するときに、一人で録音されていたり、相手に話しかけるように意識されていないと、こうなるのかもしれません。
とても一方通行に聞こえて、リスナーがいることを無視されているような感覚になるんですね。
そもそも日本語自体が、英語などに比べて抑揚のない言語だといわれているので、ある程度は仕方ないのかもしれません。
講演会の録音
結構あるパターンが、何かの講演会をしたときの音声だけを録音したものです。
スピーキングそのものをメインの仕事にされているような方は、聞いていても違和感はあまりありません。
ただ、そうでない方の場合だと、話しかけているのは、「今音声を聞いているわたし」ではなくて、「その会場にいるお客さん」です。目の前に資料があったり、映像で説明していたり、ジェスチャーを含めたりして、トークをしています。
すると、やっぱり音だけを聞いているわたしには、とても違和感がある音に聞こえてしまうんですね。
インタビュアーが喋りたい派
インタビュアーが質問をしながら、対談形式の音声を録音される方もいます。わたしが先日感じたのは、このインタビュアーさんの音声に対する違和感です。
別に私はスピーキングのプロとかではないので、失礼は承知ですが、具体的に言うなら「相槌が下手だな」と思ってしまったんです。このインタビュアーさん、聞き手よりも自分が喋りたい派の人なんじゃないかな?という印象ですね。
そうすると、メインで話すべきAさんと、本来は聞き手として話を引き出すべきBさんがぶつかっているので、とても違和感のある会話に聞こえるんです。
友達同士なら、お互いが好きなように主張したっていいですが、メルマガとして配信するには…?と感じました。
(たぶん、実際のリスナーのほとんどは気にしていないと思いますw)
声が受け付けないと、メルマガを開かなくなる
これはあくまでもわたしのパターンですが、しゃべり方が苦手だな、と思ったらそのメルマガの音声は聞かずに、文章だけを読むようになります。
もしくは、文章そのものすら読む気力がなくなって、場合によっては、メルマガを解除します。
それくらい、わたしにとって「音声」って情報量が多いものなんです。
※HSP気質がない場合でも、人はもともと音声から感じとる情報量ってかなり多いんですよ!
文章を書くときと同じように話す
ブログやサイトなど、文章を書くときには、「ある特定の1人に話しかけるように書くといい」ということが言われたりします。音声についても、これと同じようなことが言えると思うんですね。
芸能人のように普段からメディアにたくさん出ていれば、その人がどんな見た目で、どんな喋り方なのかも含めてファンだったりするので、あまり問題はありません。
ですが、そうでない場合には、「いかにわたし個人に話しかけてもらえているか」という感覚は、とても重要なものです。
どこの誰に向けているのかわからない音声は、ヘタをすれば雑音と同じ扱いを受けてしまいます。
少数派の意見も聞いてもらえると嬉しいです
HSPという少数派の中に存在するわたしの感覚なので、おそらく、こんな風に感じている人は多くないのでは?と想像します。
実際にわたしが読んでいたメルマガの方も、(わたしにとっては)違和感を感じてしまう音声のまま、何百件にも渡って、音声を配信していたからです。
それでも、声一つでこんな風に感じている人間もいるんだよ、ということを気に留めてもらえたらと思い、筆をとりました。
お前何様だよ!って感じですが、音に敏感な人が聞いて心地いい音声って、音に敏感でない人が聞いても、不快にはならないと思うんですよね(笑)
もしもあなたが、音声を通して、自分の思いを誰かに伝えようとしているのならば、「こんな感じ方をしている人もいるんだ」ということを、頭の片隅に置いていただけたら、とても嬉しいです。
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