人に相談するのが難しい!「もっと相談してよ」と言われてしまう人の心理
よく人に、「もっと相談してよ」って言われます。わたしは、昔からあまり人に相談することがありませんでした。だから、どうやって相談したらいいのかがよくわかりません。
そんなわたしの心理を自分でまとめてみました。
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この記事でいいたいこと
- 相手の気持ちを察しすぎると相談できない
- 本当に相談が要らない場合もある
- 相談ができない人はこんな人に話してみる
相談したくてもできないとき
わたしが人に相談ができないな、と思うのは、「相手の方がいっぱいいっぱいなとき」が圧倒的に多いです。相手が何かしら問題を抱えている場合です。この「問題」というのは、大事かどうかといことは関係ありません。
ここ、ポイントです。
客観的に見たら、Aさんの抱えている問題よりも、Bさんの抱えている問題の方が大きい場合はいくらでもあります。でも、Aさんにとっては、その問題が一大事だったりもするんです。この世の終わりくらいの一大事です。
たとえば、
Aさんの悩み「彼氏から半日たっても返信が来ない」
Bさんの悩み「自分の人生をかけて、住む場所も変えて、新しい事業を起こそうか迷っている」
これくらい悩みに差があるとします。でも、Aさんにとっては、彼氏から連絡が来ないということは、自分に価値がないんだと突きつけられるくらい大変な事態だったりもします。
そんな状態のときに、BさんはとてもAさんに相談なんてできませんよね。いくらAさんが「困ったときは相談してね!」と言ってくれていたとしても。
わたしが人に相談できないときは、こういうことがよく起こります。
HSP気質のせいか、人の感情に敏感なので、「あぁ、いまこの人には余裕がないな」と思うと、正直自分の方が大変だと思える問題があったとしても、相談できないんですね。
大変だ!と思うポイントがずれている
また、わたし自身、「これは大変だ!」「これは問題だ!」と思うポイントが人とずれているということがよくあります。
周りの人が大変だ!と思うことを何とも思わないのに、周りの人がどうでもいいし~と思うことが一大事だったりするんですね。
だから、相談しても、まず理解してもらえない、ということが起きます。さっきの、彼氏から連絡が来ないAさんと同じ状況です。わたしにとっては一大事なのに!!
相談しようという思考回路にならない
そもそも、人に相談しようという思考回路にあまりならないというのもあります。
わたしの場合は、長女として育ったことも関係しているのかもしれませんし、HSP気質のために、人とずれているということを、早いうちから自覚していたことも関係しているかもしれません。
相談する前に、自分でどうしようか考えるクセがついています。このクセは、職場でなら「自分でまず調べる」ということをするので、もの覚えが早く、プラスにつながっているかな、とは思います。
ですが、自分で勝手に解決したり、結論をつけてしまうので、周りの人からは、「もっと頼ってくれてもいいのに…」と言われることも多々あります。
誤解しないでいただきたいんですが、頼りがいがないからとか、そういう意味合いはないんです。本当に自分で気づかぬうちに結論を導いているので、人に相談する、というところまで、思考がたどり着かないんです。
自分と直接かかわりのない人の方が相談しやすいカモ
それだけ普段相談というものをしてこないと、まわりも「あの人は多分大丈夫だろう」と、ほったらかしにされることがよくあります。
自業自得?なんですかね(笑)
こうなると、本気のホンキで、もうどうしようもない、今回ばかりは誰かに相談したい!という時が訪れても、相談ができなくなります。
こういう状態の時は、自分と普段直接かかわりのない人の方が相談しやすいのではないかと思います。
たとえば、具体的に解決策を導きたいなら、その問題を専門にしているカウンセラーに相談してみたり、ただ話を聞いてもらいたいのであれば、まったく関係ない、趣味関連の「お話会」とかで出会うような人でもいいかもしれないですね。
利害関係がないので、相手の普段からの考え方やクセ、今抱えている問題などをある程度意識しないで済みます。
人に相談することが難しいときには、友人などの近しい存在ではなくて、もっとフラットな感情で向き合える人を探してみる方がいいかもしれませんね。
友人には悪いような気もするけど。許してね(笑)
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