思いどころ

管理人souが思ったことをつづる、お食事処のような雑多な空間です。

ノイズキャンセリング用イヤホンは、iPhoneでも使えるのか?

先日、古いタイプのソニーウォークマンと、イヤホンについて話をしました。

 

pyonkichi.hateblo.jp

 

結論から言うと、古いタイプのウォークマンに新しいタイプのソニーイヤホン(ノイズキャンセリング用イヤホン)を差しても機能することが分かったんですね。

  

さて、次なる問題は、「スマホ対応」しているのかどうか。

 

音楽はもっぱらウォークマンで聞く派のわたしなんですが、YouTubeなど見るときには、スマホにイヤホンを差す必要性が出てくるんですよね。

 

まぁ、安物のイヤホンでもちゃんと聞こえたし、問題ないだろ~

 

プラグ、イン!

(懐かしのアニメを思い出す方は同年代でしょうか笑)

 

・・・

 

あれ、片耳からしか音が聞こえないヨ・・・

 

 

 

せっかくノイズキャンセリング用イヤホンを買ったのに、それはないだろ~(;´Д`)

 

差し込みが甘いのか??接触不良か?

 

と思い、プラグ部分を差したり抜いたりしてみました。しばらく格闘していると、見かねた神様がキセキを起こしてくれました。

 

 

っおぉ!?聞こえる!聞こえるぞ!!

 

 

イヤホンの先っぽ「極」で聞こえ方が変わってくる

イヤホンをウォークマンスマホに差し込もうすると、大抵どのイヤホンでも差し込めてしまいますよね。

けれど、実際にはイヤホンには「極」の数で種類が分けられているものなんです。手持ちのいろんなイヤホンを並べてみました。

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なんとなく見た目でお分かりいただけるでしょう。細い線で区切られたそれぞれを「極」といいます。

極同士はそれぞれ担当する音が異なるので、間を細い線(絶縁体)で区切っています。

 

たとえば、

左耳の音|右耳の音|共通の音

という具合ですね。

 

↑3極タイプは、大体どの機器に差し込んでも最低限の音は聞こえるそうです。

 

一つ数が増える4極タイプは、この3極タイプにマイク機能(モノラル)を追加したものなんです。

 

※モノラル:一つのスピーカーから、同じ音のかたまりを出す。
 ステレオ:左右のスピーカーから違う音を出して、両方を同時に聞くことでまとまった音や曲になる。

 

iPhoneは、4極タイプに対応している本体機器です。

 

 

ソニーウォークマンノイズキャンセリング用イヤホンは5極!

さて、問題はここから。なんと、ソニーウォークマンノイズキャンセリング用イヤホンは、極が5つもあるんです!

 

何も考えずに差し込んでいたので、改めて見たときには「このイヤホンは何極なんかなー。って、え、5極!? Σ(・Д・;)」という状態(笑)

 

 

iPhone本体→4極対応

ノイズキャンセリング用イヤホン→5極

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↑4極イヤホンと5極イヤホンでは、それぞれの極が担当してる役割にずれが生じてきます。

 

これをそのままiPhone本体に差せばどうなるでしょうか?

当然、対応している極がずれるので、うまく接続できないんです。これによって、音が片耳だけ聞こえない、というような事態が起きていたわけですね。

 

 

では、どうして急に音が両耳から聞こえるようになったのでしょうか?それは、プラグ部分を抜いたり差したりしていたからのようです。

 

わたしが実際やってみて、イヤホンの調子がよくなった荒業をご紹介します。

 

 

まずは、通常通りプラグをiPhone本体のイヤホン口に差し込みます。そこから絶妙な力加減で、プラグを抜くようにゆーっくりと引っ張ってください。

わたしの感覚では、0.5㎜くらい引っ張り出すと、良い感じに両耳から聞こえるようになります。

 

完全に素人考えなんですが、このほんのちょっとのずらしによって、イヤホンジャックと対応極がうまくかみ合い、音が流れたのではなかろうか、と思っています。

 

 

せっかくノイズキャンセリング用イヤホンを買ったのに、iPhoneで聞くことができなくてお困りでしたら、ご参考までに。

 

※この荒業がiPhone本体やイヤホンに故障を及ぼす可能性については考慮しておりませんので、予めご了承ください。(笑)

 

 

 

 


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