震災の報道に耐えられない・・・HSP気質が心がけたいニュースの見方
北海道沖で、30年以内に巨大な地震が起きる可能性がある、という発表がされました。その巨大さは、2011年の東日本大震災に匹敵する規模だと予測されているようです。
震災が起きると、もちろんその被災者へのケアが大切になっていきますよね。当然です。でも、中には、被災していない人でも精神的なケアが必要な場合があります。
それについて書かれているサイトがあったので、ご紹介したいと思います。
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被災していない人へのメンタルケア
HSPさんへのカウンセリングを行っている、武田友紀さんという方がいます。この方のサイトに、こんな記事がありました。↓
あんまり、被災していない人へのメンタルケアなんて、気にされないですよね。
HSP気質にあてはまるという人も、全体の2割くらいの割合なので、仕方ないのかもしれません。
感受性が強い、繊細だ、HSPの気質がある、という方は、一度読んでもらいたいなと思います。
ニュースの見方
先ほどの、武田友紀さんのサイトから引用させていただきます。
情報を知りたい時は、事実ベースの情報を中心に閲覧する
支援の状況等を知りたい時は、テレビやニュースサイトではなく、各支援団体の活動報告をインターネットで閲覧するのがおすすめです。
(特に震災初期、被害が主な報道が続くとき)
テレビやニュースサイトと違い、淡々と、何名が現地にはいりどういう活動をしたのか情報が掲載されており、心強いです。
(現地の写真が掲載されていることがあるので、現場の様子に動揺する方はご注意ください)
被害状況を詳細に伝えるものではなく、自分ができる支援につながるものや、支援の状況を記録的に更新しているものを見るようにするといいようです。
2011年の震災でわたしが感じたこと
わたしは、HSPの気質があるということをこの数日で知ったので、もっと早く自分で自覚できていたらなぁと今なら思います。
2011年の東日本大震災のときに、わたしは関東にいたので、地震の影響ももちろんありましたが、直接津波の被害などに合うことはありませんでした。
実はこの時、それとはまったく別件のプライベートで、ものすごく心がボロボロな状態だったんですね。
未来が見えない、どうしたらいいかわからない、自分が全部悪いんだ、というように思い込んでいる状態でした。
そんなときに震災が起きて、連日テレビで震災の状況や悲惨さ、反対に被災者を励ますようなA〇のCMが大量に流れるようになりました。
自分は悲しんではいけない
震災が起きたことで、もっとずっと大変な思いをしている人たちがいるんだから、わたしが個人的に悲しいとか、辛いとか、言う資格はないんだ。
「がんばれ」が辛い
がんばれ東北!がんばれ日本!というCMが流れるたびに、「震災にあった方々は、こんなに大変な思いをしているのに、お前は何をやっているんだ!」と言われている気がした。
笑ってはいけない
自分が笑顔でいることも、何だかいけないことのような気がして、励まし系のCMやバラエティを見ることができなくなりました。
感情移入しすぎないようにニュースを見る
ニュースって、「目新しいこと」を取り上げるのが仕事なので、どうしても、情報が偏ってしまいます。それが、HSPタイプさんにはちょっと辛い時があります。
でもそこで、無理やり見ないようにすると、それはそれで「事実から目を背ける、わたしはダメなヤツだ」という意識が出てきたりします。
そんなときには、支援をしている団体の活動情報を見たり、自分ができる支援につながる情報を選んでみるようにしてみてください。
よく目にするTVやネットのニュースが全てではないです。普段のニュースの見方も、ちょっと違う角度から見るように意識してみると、いいかもしれませんね。
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